2024年から新しいNISAがスタートし、資産運用に興味を持っている人も多いと思います。
インターネット等で情報を仕入れると、
「つみたてNISAでS&P500に投資をしたらお金が増えた」
「新NISAはS&P500一択で始めよう！」
など、S&P500という言葉が頻繁に出てくるようになりました。
今回は、ずばり「S&P500に投資をしておけば大丈夫なのか？」がテーマです。

１　S&P500指数の成績（他との比較）

下図は過去1年、3年、5年、10年と投資した時の運用利回りです。
S&P500指数は、直近10年、5年と中長期的には他の指数を上回る運用成績を残しています。
特に直近10年間においては、10.59％/年となっており、100万円投資したお金が10年間で約270万円になっている計算となります。（手数料、税金等を含まない）
ちなみに、TOPIXは100万円が約230万円、MSCI Worldは100万円が約200万円となります。（手数料、税金等を含まない）
他の指数に投資をした場合に比べて、良い結果であったことが良くわかります。
 
過去1～10年投資した時の運用利回りの比較
（令和6（2024）年3月時点）