物価高騰による生活不安、新NISA、FIRE(早期リタイア)志向などから、特に最近は投資への注目度が高まっているとも言われる。一方で日本人は貯蓄好きとも言われる。読者のなかにも貯蓄はしているが、リスクを警戒して投資はできていないという人もいるのでは。そこで今回はまとまったお金の使い道に関する調査を参考に、日本人の投資マインドが本当に変わっているのかを見ていこう。みなさんが行動を起こす際の参考にしてほしい。
記事提供:Finasee(フィナシー)
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まずは現状どれくらいの金融資産を保有しているのかを見てみよう。今回の調査は不動産関連サービスを手掛ける株式会社ファミリーコーポレーションが実施。全国20歳~79歳の男女1000人に質問した。
結果、「10万円未満」と回答した人が24.8%と最多。「100万円~300万円未満」が12%、「300万円~500万円未満」が9.5%と続く。近年は貯蓄ゼロ世帯の多さを指摘する専門家もいるが、今回の調査でもそれを裏付けるような結果となった。
一方で金融資産「1000万円以上」も24.8%と同程度存在する結果になった。なかには「1億円以上」という人も。あとの質問では、年齢別に資産保有額を集計してもいる。1億円以上の資産を保有している人の割合が最も多かった年代の一つ30代(4%が1億円以上を保有)のうち、32%は金融資産の保有額が10万円未満だった。この点も踏まえると、金融資産の保有額の二極化が進行している可能性を示唆する結果となった。