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外貨建て保険のメリットとデメリット

日本の長期金利(10年国債の利回り)は低いままですが、海外の長期金利は高くなってきています。
その結果、外貨建て保険の積立利率等が高くなってきており、最近は、人気の商品となっています。
今回は、外貨建て保険のメリット・デメリット、注意点についてまとめました。

長期金利(10年国債利回り)(令和5年12月12日現在)

1 外貨建て保険のメリット3つ

外貨建て保険のメリットは
①積立利率(金利)が高い
②積立利率が長期間固定となる
③税金がお得
の3つです。

1-1 メリット① 積立利率(金利)が高い

外貨建ての保険のメリットの一つは積立利率が高いことです。
積立利率が高いということはお金が増えることになるからです。
下は、外貨建て保険と円建て保険の積み立て利率の違いです。
特に米ドルの場合は長期金利の上昇とともに積立利率も上がってきました。
円建ての保険と比べて積立利率が高くなっていることがわかります。

(参考)保険会社の積立利率

※こちらはある保険会社の最近の積立利率です。

積立利率が下がるとメリットは小さくなる
2023年12月現在、外貨建て保険の積み立て利率は高くなっています。これは、当該通貨の国の利長期金利が高いからです。積立利率が高い時には、外貨建て保険メリットは大きくなりますが、今後、長期金利が下がり積立利率が下がっているときには、外貨建て保険のメリットは小さくなります。
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