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$1=200!?どうなる円安~金利と為替の関係~

電気料金や食料品価格の上昇要因の一つが円安にあると言われています。
2022年には1ドル=150円となり、これ以上の円安は我々の生活を左右しかねません。
また、外貨投資などを行っている方にとっては、利益が出ていたり積立金額が上がっていたりといろいろな影響も出ています。

この記事では為替レートの変動要因の一つである金利との関係を確認していきます。
仕組みを理解すれば、不安要素も少なくなり、外貨投資等への解決策にもなるかもしれません。

1 最近の為替レートと長期金利の関係

最近の為替レートの動きは米国の長期金利に連動していると言えます。日米の金利差が広がると金利の高いほうの通貨(米ドル)は買われることで通貨高(ドル高)となり、金利の低いほうの通貨(日本円)は売られることで通貨安(円安)になるからです。
以下の、「米ドル/円 為替レート(図1)」と「米国長期金利(図2)」のグラフです。比較的連動していることがわかると思います。
※日本の長期金利(図3)の変動幅は、0.3%~0.5%と少ないので米国長期金利のグラフが両国の金利差と考えています。
為替レートの変動の要因は、金利差だけではありませんが、深くかかわっている可能性が考えられます。


図1 米ドル/円 為替レート
(単位:円)


(出典:楽天証券)


図2 米国長期金利(10年国債利回り)
(単位:%)


(出典:楽天証券)


図3 日本長期金利(10年国債利回り)
(単位:%)


(出典:楽天証券)

2 米国長期金利の変動の要因

為替レートの変動の影響が金利差にあるとしたら、今後の日米両国の長期金利がどうなるか?ということが為替レートの動きに影響があるかもしれません。
 

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