「これから資産運用を始めたいけれど、何をしたらいいのかわからない」
「資産運用って色々な方法があるらしいけれど、自分に合うものはどれだろう」
こんな悩みはありませんか。
資産運用と一口に言っても、運用商品は様々あり、それぞれにリスクやリターンが異なります。
今回は、資産運用の5つの種類をご紹介し、初心者に最適な資産運用を解説します。
本記事を読むことで、資産運用についての理解が深まることでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
資産運用の種類1:金投資
まずは金投資について見ていきましょう。
金投資の概要
金投資には3つの種類があります。
1.現物購入:ゴールドバーや金貨などの現物を購入して投資する。
2.純金積立:小額から気軽にスタートできる方法として人気がある。
3.ETF:株式と同様に市場で売買することができる。
金投資のリスク・リターン
金の価格は国際情勢や政治・経済に影響され、変動します。また、金現物へ投資する場合、現物を保管するため、盗難対策も必要です。
金投資でのリターンは、金を売買することによって得られる売買益です。
資産運用の種類2:投資信託
資産運用の種類の2つ目として、投資信託について解説します。
投資信託の概要
投資信託は複数の投資先へ投資できるパッケージ商品のようなものです。
投資信託の仕組みを説明します。ファンドマネージャーが、投資家から集めた資金を使って、株式や債券、不動産などに投資します。ファンドマネージャーが投資した成果を投資家に還元される仕組みになっています。
投資信託には2種類のものがあります。
インデックスファンド:指標(TOPIXなど)に準ずる成果を目指す。低コストなものが多い。
アクティブファンド:指標(TOPIXなど)を超える成果を目指す。コストは高め。
投資信託のリスク・リターン
対象の投資信託が運用している金融商品によって、リスクが異なります。株式や債券、不動産等を運用している投資信託の場合、価格変動リスクや為替リスクを考慮しましょう。
リターンは売買することによって得られる売買益や分配金(投資信託による)です。
資産運用の種類3:株式投資
次は株式投資です。
株式投資の概要
株式市場に上場している企業の株を市場で売買する投資です。売買のタイミング、企業や決算を分析する力が必要となります。
株式投資のリスク・リターン
株式投資のリスクを3つご紹介します。
1.株価変動:利益が出ることもあれば、損失が出ることもある。
2.企業の倒産・不祥事:バッドニュースとして株価に影響する場合がある。
3.流動性:流動性が乏しいと、売買したいときに売買できない可能性がある。
株式で得られるリターンは、売買益や配当金です。投資先によっては、株主優待もあります。
資産運用の種類4:不動産投資
ここでは、不動産投資について解説していきます。
不動産投資の概要
不動産投資とは、不動産を購入して投資することです。
最初にまとまった資金が必要となるため、参入しづらいかもしれませんが、ローンを組むことも可能です。
不動産投資のリスク・リターン
不動産投資のリスクは、管理費や修繕費などのコスト、空室リスクや不動産の価格の変動などです。
不動産投資で得られるリターンは2種類あります。不動産貸出時の賃料収入と不動産売却時の売却益です。
資産運用の種類5:FX
最後に、FXについて見ていきましょう。
FXの概要
FXとは外国為替証拠金取引のことです。手元に現金を準備しなくとも、証拠金を業者に預けることで、手持ちの現金以上の取引ができます。取引できる為替は、米ドルやユーロ、ポンドなどの他、新興国の通貨も取引できます。
FXのリスク・リターン
FXのリスクは為替の変動や地政学リスクなどです。情勢が不安定な国の通貨であればあるほど、価格変動が大きくなり、初心者には取り扱いが難しくなるでしょう。
得られるリターンは、通貨を売買することによって得られる差益です。
それぞれの資産運用の特徴を捉え、自分に合うものを
5種類の資産運用をご紹介しました。それぞれの投資のリスクとリターンを分類すると、以下のようになります。
投資の種類 |
リスク分類 |
金投資 |
ローリスクローリターン |
投資信託 |
ミドルリスクミドルリターン |
株式投資 |
ミドルリスクミドルリターン |
不動産投資 |
ミドルリスクミドルリターン |
FX |
ハイリスクハイリターン |
本記事の内容を参考に、それぞれの資産運用方法のリスクとリターンを理解し、自分に合った資産運用をみつけてください。